温度管理や酸化防止など品質保持の機能を備えており、サーバーには6種類の地酒が並んでいます。
ワンコイン500円で3種類試飲することができ、それぞれ30mlがコップに注がれて出てきます。
「ふるけん」の三浦社長は以前から、横手は米どころ酒処と謳われているのにもかかわらず、気軽に地酒を飲み比べる場所がないと感じていたと言います。そんな中、1年ほど前に都内のアンテナショップでお酒のサーバーを見かけ、導入を決意。桜シーズンの4月設置を目指していましたが、食品衛生法等の手続きで導入が9月になったということです。


これまで県内外の観光客が立ち寄り、試飲をして好みの地酒を購入していくそうで、サーバーを設置してから購入率は50%上がったと手ごたえを感じています。
また、地元から訪れた人は試飲して「思っていた蔵の酒と違う」と新しい発見をする人もいて、地元ファンを増やすきっかけにもなっています。
三浦社長は「ワンコインで気軽に利き酒ができる。地元の人もぜひ立ち寄って、お好みの地酒と巡り会ってほしい」と話しました。
今後、時期に合わせたラインナップに変更していくほか、年末年始には、サーバーに純米吟醸以上のお酒を並べる企画もあるということです。